Web業界がHappyになるには?

2008年を振り返り、2009年の Web 業界を考える」ということで、第21回WebSig会議&忘年会に参加してきました。

第一部のほうは遅刻してしまったので参加できませんでしたが、第二部のほうでグループワークに参加しました。「ワールド・カフェ」スタイルということで、人が入れ替わり立ち代わり議論というかディスカッションしてきました。

テーマは「Web業界がHappyになるには?」ということで、総括はどこぞのブログを参照してもらうとして、3Rも続けた中で自分の中で考えが整理できたので考えたことを記録しておきます。

リレーションシップ
リレーションシップ

まず、個人レイヤーでは「自己実現」がHappyのトリガーになり得ます。逆に言うと、自己実現の指標(ゴールや目標)がない人はHappyになりにくいと考えられるかなと。

次に業界レイヤーで考えられることは、やはり「価値観の共有」でしょう。同じ業界でもクライアントや制作者などさまざまな人が関係してくるため、そこで同じ「これいいよね」が共有できないとダメなんじゃないかな。「リレーションシップ」だと、これに尽きるんじゃないかな。

あと業界レイヤーでおもしろいと思ったのが、制作者でもお客さんの声が聞きたいと本気で思っていることです。この「制作者でも」と書くと語弊をまねくかも知れませんが、たとえば自動車業界でいう工場で働く人間が「お客さんの声が聞きたい」と本気で思っているでしょうか。本当のところはわからないのですが、多分そんなこと考えて仕事していないと思うんです。それだけ、Web業界の人間は誰もが「お客さんの声が聞きたい」と本気で思っている。業界としては特異なんじゃないかとさえ思います。それはもしかすると成り立ちが時代背景としても比較的新しい業界であるってことなのかも知れないし、これからの業界ってのはそうならないと続かないのかも知れない。

違う見方をすれば、それだけ業界全体が小さいのかもしれないなと。そして、それは「世間(一般)」との距離が異常に「近い」ってことなんじゃないかなと。

Webが生活に浸透してきているように、日常接するものであることも関係してきているように思います。これからの分野で生き残るためには、こういう進化した業界 (言い過ぎ?) として全員が「お客さんの声が聞きたい」と本気で思っている業界ではないでしょうか、と。

なかなか楽しい頭の体操になりましたとさ。

さて、2008年も後少し。

付箋
付箋

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