さて、もうそろそろ2020年が終わります。今年は何はともあれコロナ一色だったと言えるのではないでしょうか。
毎年、振り返り記事を書いているので今年も書いてみました。仕事面というよりプライベートな面ばかりになってしまいましたが、いくつかのトピックで綴ります。
トピック
- オンライン配信
- 一眼カメラの購入
- 24時間ライブ配信マラソン
- ライブ配信番組
- プライベートプロジェクト
- ブラタカシ(歴史探訪)
- エンタメ
- 格闘技とカラダづくり
- 2021年
オンライン配信
コロナの影響から、突然テレワーク中心の仕事スタイルになり、Zoom や Microsoft Teams、Google Meet、Webex などのビデオ会議システムを頻繁に使うようになりました。以前から仕事はどこでもできる方なのでとくにこの変化で苦労するようなことはなかったのですが、家の仕事環境についてはいろいろと見直す必要がありました。
とくに、オンライン配信をする場合には、カメラはもちろんですがハード面でのアップグレードが必要ということがわかり、結果いろいろな機材やケーブル類を購入することになりました。ソフト面では、配信ツールとして OBS やバーチャルカメラ等のソフトが必要となり、試行錯誤の結果、マルチポストができる StreamYard を採用し、その後の配信に常用しています。同じタイミングでリリースされたプレゼンツール mmhmm とワークショップで使う miro など、オンラインで使うツールが一気に増えた感じがありました。
一眼カメラの購入
そんな中、以前から買いたいと思っていたフルサイズ一眼カメラ SONY α7iii を購入しました。実は古い一眼カメラはあったのですが、オンライン配信では使えないことがわかり、意を決して購入に至りました。
ちょうど昨年末には、iPad Pro でイラストをたくさん描いていたことに比べて、今年はその分カメラで写真をたくさん撮った一年になりました。撮った写真のいくつかは Instagram にあげています。ほぼ完全テレワークでしたので、家にあるモノを中心に撮っています。動画は、5本くらい撮ってみたのですが、難しいですね。一応、Youtube チャンネルにはあげているんですが、BGM を Musicbed で探し Premiere Pro で編集しています。
現在、静止画のブツ撮りに使い、たまに録画したり、取材で撮影したり、ビデオ会議で使い、オンライン配信で使っていて、結果フル稼働しています。
24時間ライブ配信マラソン
コロナ禍で塞ぎ込みがちになっていた当時の空気を払拭したく、個人でライブ配信を24時間するというチャリティ番組『24時間ライブ配信マラソン』を企画し挑戦しました。エンタミナの田口さんにサポートいただき、計23名のゲストをお招きして24時間しゃべり続けました。
結果は、50名を超える方にご支援いただき成功することができました。Youtube ライブ配信で24時間1分23秒を記録することができました。ちなみに、配信時に田口さんとつくった楽曲『notari』は Soundcloud にもあげています (笑)。
ライブ配信番組
リアルでしていたセミナーなどのイベントも、軒並みオンラインイベントに切り替わっていきました。イベントの開催自体も中止やリスケがほとんどで、オンラインイベントへの参加は計7回程度と例年に比べても激減という結果でした。
そのうち、オーナーとして関わるプロジェクトについてもオンライン配信を開始しています。
- Smallx Camp(隔月配信)計7本
- Era Web Architects オンライン(毎週配信)計12本
ちなみに、友人らが開始した配信番組「ぱちはらダイアログ」と「映画でしゃべらナイト」にはゲストで出演させていただきました。
プライベートプロジェクト
今年は、3つのプライベートプロジェクトを実施しています。
- MaaS x Card(モビリティ体験カード・デザインツール)
- Era Web Architects(写真展・アーカイブプロジェクト)
- barefoot(足に関わるIoTスマートデバイス開発)
3月末に完成した『MaaS x Card』は結果、150個を販売・配送し、オンラインワークショップも実施することができました。
そして、『Era Web Architects』プロジェクトを再始動。コロナでストップした取り組みを9月ごろから再開し、クラファンを実施することができました。現在、目標金額を120%達成中で、1月中旬まで募集中ですのでまだご覧になられていない方はぜひページをチェックしてください。オンライン配信番組も開始し、毎週ゲストを呼んで配信しています。
IoTデバイスの開発も、静岡の池田さんとこまめに連絡とりながら進め、自費で工作を行いハプティックを実現するしくみをスタディできました。
ブラタカシ(歴史探訪)
大河ドラマ『麒麟がくる』は最近の回はとくに観ています。戦国時代は、漫画『センゴク権兵衛』を読んでいることもあり(少し前だと『へうげもの』とか)、比較的好きな時代なのでつい観てしまいます。歴男の勅使さんから教えてもらった桐野作人さんの著書も読みながら、理解を深めることができました。
歴史好きが高じて、明智光秀が関与した丹波周辺の山城めぐりにも行くことができました。昨年訪れた、畝堀・障子堀で有名な山中城に行ったときの感動が蘇ってきたもので、また行ってみたいとおもいました。
エンタメ
映画『TENET/テネット』は面白かったですね。ちなみに、映画『鬼滅の刃』も観に行ったのですが、はじめのほうは『INCEPTION/インセプション』へのオマージュだと思いましたね。やはり深層に入るこむ描写やタイムトラベルには興味が湧きます。最近だと、Disney+ 番組『The Mandalorian』シリーズがかなり面白かったですね。最終話は必見です。
今年のはじめには、歴史好きでもあったので長編大河ドラマ『Game of Thrones』を数カ月かけて観続けたことも記憶に新しいです。ちなみに『三体』が NETFLIX でドラマ化され、Game of Thrones の脚本家が参加されることも発表されたらしい。期待大です。
格闘技とカラダづくり
3年半くらい続けているキックボクササイズのトレーナーでもある現役ファイターの丹羽選手の試合を見るたびに刺激をもらってます。前回の試合のあと、感極まって後楽園から自宅まで走って帰ったりしました。
その後(なぜか)スイッチが入ってしまい、毎朝走ることを決めて、食事を気をつけた結果、7kg 超の減量に成功しました。
そして先日、丹羽さんに無理をお願いしてアマチュアの方たちを中心にしたジムでのトレーニングに参加させてもらい、スパーリングでボコボコにされてきました (T_T)。改めて最近は格闘技に夢中になっています。
2021年
さて、2020年はいろいろな方との別れもありました。有名人の方や近しい人、連絡がとれず心配していた方の突然の訃報など。アーカイブプロジェクトでのテーマとも重なり、これからの生き方や残し方について自分でも考える機会になりました。
2020年のテーマは「地」として、「地道に」「新たな地」を求める動きができればいいと考えていましたが、コロナ禍で強制的に、地を這いつくばるように少しずつしか動けない状態になり、結果いろいろな取り組みが少しずつではありますが、芽吹いてきた印象があります。
2021年のテーマは、そうした取り組みをきちんと掴む意味でも「GRIP(グリップ)」です。一見、固定化する意味が強そうなこの言葉には「気を引き締める」という意味もあります。しっかりと掴むことはもちろんですが、制御力・統制力といったスキルについて期待したいとおもいます。
最後に、歌詞を引用します。
努力をせずに夢が叶った人と
努力をしても叶わなかった人
たとえ僕は叶わない人だとしても
この足を止めはしないだろういつか誰もが驚くような奇跡が
UVERworld – TAKUYA∞「PRAYING RUN」
この身に起きたとしても
きっと僕だけは驚きはしないだろう
起こるべき奇跡が起きただけさ
来年もよろしくお願いします。