Passion For The Future: 大人のための文章法
今、一番欲しいスキルは、考えていることをもっと短い時間で文章化する能力である。願わくば、誰にでも分かりやすく書く能力である。
むう、たしかにそうだ。
ウェブの業界だけに限らずとも、「[参考] 技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ」にも書いたように間違いが起こりにくい文章の書き方をきちんと考えるべきである。
とくにウェブの業界だと電子メールでのやりとりが膨大になりがち。その理由や背景にはいろいろあると思うが、要件が正しく伝わらないために何度も同じメールをやりとりしているのも多く見かけたりします。
そんな「間違いの起こりにくい書き方」を下記の書籍を読んで参考にしてほしい。わたしもこれを読んで改めて日本語について考えたものです。
Amazon.co.jp: 本: 日本語の作文技術
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日本語の語順の四原則
- 述部(動詞・形容詞・形容動詞)が最後にくる。
- 修飾辞が被修飾辞の前にくる。
- 長い修飾語ほど先に。
- 句を先に。
理科系の仕事の文書を書くときの心得は主題について述べるときに事実と意見を十分に精選し、それらを事実と意見とを峻別しながら、順序よく、明快・簡潔に記述することであると要約できる。