「に」と「へ」の使い分け

IA的業務 (?) というか文言について検討していたところ、「に」と「へ」の使い分けについて議論になったので気になったついでに調べてみました。

ここでの議論は「一覧へ」とか「一覧に戻る」とかラベルの話です。

日本語Q&A 助詞関連(2)
http://nhg.pro.tok2.com/qa/joshi-2.htm#nitohe

日本語Q&A 助詞関連(4)
http://nhg.pro.tok2.com/qa/joshi-4.htm#nitohe

日本語調査 助詞『に』と『へ』の使い分けについて
http://nhg.pro.tok2.com/reserch-2/reserch1-69.htm

自分としてもなんとなくですが、

進行方向には

「へ」を使う

期待感や先進する感じ
後退方向には「に」を使う
所在がより明確な感じ

と考えていたので、

行くこと自体 (行動) に重点をおく
「へ」を使う
行く先 (帰着点) に重点をおく
「に」を使う

といった回答例も「なるほど」と思いました。

結論としては (というか日本語としては) どちらでもいいということですが、ソフトウェアやアプリケーションの設計になるときちんと考えなければならないなあと改めて実感。

より一般的なほうを使ったほうがイメージとしては伝わりやすいんでしょうな。

でもそうすると、よく見るページ末尾のナビゲーションも

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ではなくて

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のほうがより一般的になるような気がします。

日本語って難しい。

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