PingMag – 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン ≫ Archive ≫ エクスペリエンス・デザインの今
http://www.pingmag.jp/J/2006/05/12/new-levels-of-experience-design/
リサ・プオラッカさん (Nokiaのブランド・ビジュル・アンド・センサリー・エクスペリエンスの部長) が「エクスペリエンス・デザイン」について語っています。
Nokiaでのエクスペリエンス・デザインのプロセスとは、どんな感じなんでしょう? 経験をデザインするって、実際どういう事なんですか?
最初にする事は、まずユーザーや消費者、それから彼らが生きている世界を理解する事。勿論、ほとんどのデザイナーは(意識して実行していなくても)皆が直感的にそうしてるけど、Nokiaでは、より入念な方法でその研究をする専門家がいるの。
そして、そういった思考が頭に浮かんだら、アイデアをクリエイティブ・チームに集めるの。デザイナーだけじゃなくて、さっき話したような事全てに関したアイデアを持てる人たちよ。彼らが、テーマやストーリーを作り出し、展開していくの。その後、そのテーマを話し合って、それがどんな風にデザイン言語に影響するか、材料、色、グラフィックの選択、それから製品だけじゃなくてパッケージや広告などについて決めていくのよ。
ふむ。といったプロセスから下記のような製品およびサイトができあがったらしい。
Nokia – L’amour Collection
http://www.europe.nokia.com/nokia/0,,83040,00.html
ウェブに限らずリアルな製品にも、ユーザーの「エクスペリエンス」を追求していく動きが活発化してそうで、興味深い記事でした。