2014年は、「我慢の年」だったと思います。公私共にたいへん難しい時期でした。
前半に執筆を終えた書籍が回収となり、予定していたいろいろな方とお会いする機会をすべて失うことになりました。また、それと連動するように仕事面で変化を期待していたことが難しくなりました。前半は書籍まわりで後半は仕事面で思うように進めることができなかった一年だったと思います。
ブログ
去年10本未満だったブログの投稿は、今年は計19本書くことができました。記憶に残っているエントリーは以下があります。一応は書こうとしていた姿勢が伺えます。
講演
講演は、社外で20本程度、社内でも勉強会やワークショップを開催したのが5本程度くらいでしょうか。後半はオープンなものはなくクローズドなものがいくつかありましたが意外と数はあったようですね。学会向けや企業研修などにも取り組む機会をいただきました。
- Schoo「よりよいサイトやアプリを作るための、情報設計」(Ustream配信)
- CSS Nite LP33「Bridge Builder」
- 東京大学大学院 情報社会論講義Ⅱ 第6回「UI&UX 新しい体験をデザインする」
執筆
書籍以外では、とくに執筆関連の取り組みはありませんでした。強いて言えば、日本デザイン学会への論文投稿くらいですね。あとは年末のタイミングでお話をいただいた、広報会議3月号の執筆が控えています。
- 日本デザイン学会 第61回 春季研究発表大会への論文投稿
- 広報会議3月号の執筆
仕事
大規模案件への関わりは減り、UX関連での新規営業およびプランニングが主になっていたかと思います。また、いくつかの重要な社内プロジェクトへの関与がありました。社内でもワークショップを開催したり、ハッカソンなどを実施してはまとめるを繰り返していた時期もありました。とくに後半は、某プロジェクトの計画実施に向けて一心不乱に取り組んだ時期でもありました。
あとは、WCC合同勉強会を計画して、メンバーズ・IMJとで同業三社による勉強会を計4回実施することができました。
プライベート
1月から2月はダイエットをしていました。そして、ここで書けることは実は少ないのですが、引っ越しをして改めて新宿区民となり、親戚 (甥) の結婚式に参加することができました。また、6月には夫婦で出雲大社に行き、夏には猿島にBBQに行ったりもしました。
一番印象に残っているのは、9月の札幌での講演に合わせて夫婦で北海道の札幌・千歳、函館に行けたことです。北海道は小学生の低学年に千歳に住んでいたので、約20年ぶりのことでした。また行きたいです。
ニュース
やはりアップルの発表が数多くあった気がします。iPhone 6 Plus の発表や iPad Air 2、ようやくお披露目された Apple Watch、Mac OS のデザインが刷新された Yosemite のリリースまで。Webサイトがスマホ対応したことも記憶に新しいですね。
あとは、世界中が応援し涙したソチ五輪での浅田真央選手の有終の美や、あんだけマスコミが煽ったあげく1勝もできなかったワールドカップサッカー、テニスの錦織選手の躍進はすごかったですね。結構スポーツ系が多かった気がします。STAP細胞はありますの小保方さんやAKB48大島優子の引退などなどいろいろありましたね。
IA/UX界隈では、米国金融大手キャピタル・ワンが、UX老舗のAdaptive Path社を買収したことがビックニュースだったんではないでしょうか。
映画
個人的には自分の状況と重ねて観ることができた「LIFE! The Secret Life of Walter Mitty」がよかったです。あと「るろうに剣心」の二作連続上映では、関連するドキュメント番組含めていろいろ見た記憶があります。大友啓史監督のいう「熱量」という言葉が印象的でした。
あと、トム・クルーズの「EDGE OF TOMORROW」も面白かったですね。最後の最後に「Interstellar」と「BAYMAX – Big Hero 6」が今年の記憶に残る映画だったと思います。
読書
内にこもっていたこともあり、読書はこれまでになくしていたと思います。とくに「シリアルイノベーター」から「クリエイティブ・マインドセット」を経て「ZERO to ONE」は、流れ的にもちょうどよかったです。
IA界隈でも、頻繁に書籍が発売されていて「Reframing」を感じる一年だったように思います。
- “How to Make Sense of Any Mess” by Abby Covert
- “Reframing Information Architecture” by Andrea Resmini
- “Intertwingled” by Peter Morville
- “Understanding Context” by Andrew Hinton
アプリ
Prott に代表されるUIプロトタイピング系はひととおり試していた記憶があります。あとストーリーテリング系ですね。Medium はあまりいい印象がないのですが、Storehouse や Steller、Readymag あたりは個人的にはヒットでした。
あとは、Sketch が普及した (?) ことが大きかったのではないでしょうか。Mac OS の Yosemite がリリースしたことで、Evernote がUIを刷新したのも記憶に新しい感じがします。
2015年に向けて
ようやく動き始めた某プロジェクトを推進していくとともに、これまで負として (陰として?) 内にこもっていたパワーを外向けに発信していこうと思います。これまで自分ではなかなか自信を持てなかった自分自身のアイデアですが、ひとつのカタチとして育てていけることができる気がしています。別の投稿でそのあたりはご紹介していこうと思います。
来年も、誰にもできない自分しかできないことをモットーに取り組んでいきたいと思います。
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