[IA] 「アーキテクチャ」とは

「インフォメーション・アーキテクチャ (職種: インフォメーション・アーキテクト)」という言葉もウェブにとって新鮮ではなくなってきたところで、では実際ウェブサイトにとって「アーキテクチャってなんやねん?」って視点でいろいろな情報を発掘してみることにします。

下記サイトは開発案件に関するものですが、「結局アーキテクチャとは」ってこともまとめられていて興味深かったので引用させてもらいました。

特別公開!アーキテクチャドキュメント

結局アーキテクチャとは
私の解釈は、「アーキテクチャ構築作業は、大きく次の4つに分割することができる。そして、アーキテクチャという言葉は、局面によって以下の4つの結果のどれかを指していたり、あるいはまとめて全部を指していたりすることがある。」というものです。

  1. インフラ定義
    (ハードウェアを含む)プラットフォーム、OS、要素技術、ミドルウェアなどを選定すること。

  2. サブシステム分割
    開発対象とするアプリケーションを複数のサブシステムに分割すること。この分割は大きく分けて、レイヤ化(=水平分割)とパーティショニング(=垂直分割)の2種類がある。

  3. 並行性の決定
    タスクやスレッドなど、実際に並行動作する単位を決定すること。

  4. キーメカニズムの実装
    アプリケーション全体で共通に使われ、システムの性能や品質、生産性に大きな影響を及ぼす部分を設計・実装すること。

上記のように考えたら、非常にすっきりしました。こんなに違うことをまとめて「アーキテクチャ」と呼んでいるのだとしたら、わからないのも当然ですね。

現在のウェブサイトにおける「インフォメーション・アーキテクチャ」についても同じようにいくつかの要素を含んでいて、それぞれをまとめて定義したものやある一部のみを取り上げているものも見られると思います。

とくに「デザイン」と「アーキテクチャ」との違いについてはオーバーラップする要素もあると思うので、そのへんどうなんかなーと思っています。

[IA] IAの定義」にも書きましたが、結局定義しきれていないものだったりアウトプットしたドキュメントの種類でデザインとを分けている場合も少なくなかったりすると思います。

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