プロジェクトデザインから見るIA

先日、SINAP(制作会社)でIA勉強会を開きました。その名も「SINAP TALK」第一弾。

SINAPの坂西さんとはWebsigなどで以前から知り合いでしたので、オフィスのリニューアルパーティーと合わせた懇親会に参加させていただき、その場でそういう機会があればぜひということで今回させていただくことになりました。

内容は簡単に言うと、ウェブディレクター向けにIA視点でのプロジェクトの取り組み方を話すという具合に、以下の6つのテーマでIAの考え方をお話しました。

  1. IA=スキル
  2. ワイヤーフレーム
  3. サイトストラクチャ
  4. ユーザーエクスペリエンス
  5. シミュレーション
  6. プロジェクトデザイン

オフィスはとてもキレイで、白い壁にプロジェクターで映したわけですが、非常にクリアに映っていて感動しました。

SINAP TALK 風景
SINAP TALK 風景

1. IA = スキル

  • The Nine Pillars
  • The Elements of User Experience
  • IA One Sheeters

2. ワイヤーフレーム

  • メディア特性
  • UIパターンとステンシル (Y! Design Stencil Kitなど)
  • PLPとしてページ属性パターン

3. サイトストラクチャ

  • サイトマップとページ属性パターン(基本構造とサイトの機能)
  • UXフロー(フロー)

4. ユーザーエクスペリエンス

  • ユーザーニーズとサイト要件
  • メンタルモデル

5. シミュレーション

  • NEC DirectとDELLのアプローチ
  • アサヒビールのメインナビの考え方(基本構造と付加価値)

6. プロジェクトデザイン

  • 考えることと手を動かすことのタスク(コンセプトとディティール)
  • ペーパープロトタイピングの重要性

ちなみに、スライド作成前に下書きを書いていました。スライド作成までは深堀りはできなかった「プレゼンワークショップ」でしたが、プレゼンという意味ではいろいろな点で成果が出せたところがあったと思います。

手書きのメモ
手書きのメモ

最後に「IAのコアスキル」までの流れとしていくつかお話しましたが、ポイントとして次の3つを取り上げてお話ししました。

  • 定義の重要性
  • 用語の統一
  • 共通言語とコミュニケーション

熱心に聞いていただけたので、ものすごく話やすかったのが印象的でした。

また、こういう勉強会を開いていただき、かつ今後も継続していく取り組むをはじめられたので、次の機会にも聞き手として参加できればと思います。

クローズな勉強会でしたので、個別の資料も見せることができて、話としても具体的にできたのでは、と思います。

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