[Accessibirity] aDesigner

すでにご存じだと思いますが、IBMがアクセシビリティチェッカー「aDesigner」をリリースしています。

aDesigner
http://www.research.ibm.com/trl/projects/acc_tech/adesigner.htm

主な機能

  • 障害シミュレーション
    • 全盲ユーザーの音声によるウェブページ閲覧のユーザビリティを視覚化して画面表示
    • ロービジョンユーザー(弱視・色覚異常・白内障)の症状に応じた「見え方」をシミュレートして画面表示
  • アクセシビリティ・ユーザビリティの自動チェック
    • 各種アクセシビリティ・ガイドラインへの適合性のチェック
      • Web Content Accessibility Guidelines (World Wide Web Consortium)
      • 米国リハビリテーション法508条
      • JISX8341-3
      • IBM Webアクセシビリティ・チェックリスト
    • 全盲ユーザーのユーザビリティの独自チェック
      • 画像代替テキストの適切さや冗長さ
      • ページ本文に到達する時間 など
    • ロービジョンユーザーにとって見えづらい箇所の独自チェック
      • 文字の色や大きさ・拡大できないフォントの有無
      • 画像に含まれている色 など

とのこと。

個人的には以前「[Accessibility] Fujitsu Accessibility Assistance」で書いた「Fujitsu Accessibility Assistance」をブラッシュアップしたような印象を受けます。たぶんこちらもJISに対応したチェッカーを盛り込んで追随してくるんだろうなあと思います。

特長については石田さんがレビューした結果がMYCOMから公開されています。

【レビュー】視覚的に分かるWebサイトのアクセシビリティチェックツール「aDesigner」 (MYCOM PC WEB)
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/07/15/adesigner/

やはりこういった検証ツールは、HTMLエディターや描画ソフトに機能追加できたほうがいいのではと思います。

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