@IT情報マネジメント:利用者の立場を考えたペルソナ/シナリオ法による開発とは
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cbuild/study/usability/00/00.html
リッチクライアント技術の登場・進展により、GUI表現の自由度が非常に高まり、いろいろなものが作れるようになってきた。
それにより、使いやすいソフトと使いにくいソフトの差がより明確になってきている。ユーザーのレベルに合ったソフトを作らなければならないのに、開発側の事情が表に出てきてしまう危険があるのだ。
それを解消する方法として、ペルソナ/シナリオ法がある。これは『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』(アラン・クーパー著)で紹介されたやり方で、ペルソナという架空ユーザーを設定し、そのペルソナがハッピーになるためには、と常に考えていくもの。
このペルソナが、どういうステップで操作を行い、それを学習していくかを記述したものがシナリオだ。シナリオを細かく書き、それを1つずつ検証していくことで、ペルソナが操作に迷ったりした場合の原因などを洗い出せる。
ペルソナ/シナリオ法のメリットは、想定されるユーザーに対して必要以上の機能が付加されて、よく分からないツールになってしまうというリスクをヘッジできること。
業務アプリケーションを作る場合は、上流工程を経てソフトウェアの画面デザインを行うフェイズでペルソナ/シナリオ法を利用することになるだろう
とのこと。
ふむふむ。