毎日一枚付箋に絵を描く #sticky50

毎日一枚付箋に何かを描いて「#sticky50」というハッシュタグをつけて共有する

ただそれだけの取り組みだったわけですが、それだけでも続けるという行為の難しさや大変さを経験することができました。とりあえず50枚という節目に到達したのでブログにも書いておこうと思います。

8月はじめにヤスヒサさんこの投稿でスタートし、いろいろな人がハッシュタグをつけて共有するのを目にしました。ちょうどその頃バタバタしていて結局ボクは1週間ほど遅れで参加することにしました。昔から「絵を描くこと」は好きだったので、とりあえず続けられるかどうかわからないけど、やってみようという軽い気持ちがキッカケです。

よしぱんさんのブログ「1日1付箋を50日続ける#sticky50に参加してみます。」がわかりやすかったので引用させていただきます。ちなみに社内でも共有して何名か参加してくれました。

  • 毎日1枚付箋に何かを書いてハッシュタグ#sticky50をつけて共有
  • 内容も自由、絵でも字でもスクリプトでも切り絵でもOK
  • 参加表明も不要

内容は自由」なので、人によりいろいろな付箋が毎日投稿されていくのが楽しみになりました。文字だけの標語だったりストーリーがあったり、ジャケ写の模写だったり精密な写生だったり、個人的には元気がもらえるイラストがとても印象的でした。時間帯も朝方の人や夜方の人など、さまざまです。

共有方法としては、はじめ Instagram に投稿して Twitter にも共有するようにしていたのですが、Twitter に共有すると写真が表示されず URL だけになってしまったので、途中から Twitter のほうにも個別に投稿するようになりました。あとログも兼ねて、PinterestFlipboard のほうにも投稿していたりします。

描く絵のスタイル変遷

描きはじめから描き終えるまで、いろいろなスタイルの絵を描くことができました。

はじめのころはサインペンで袋文字をつけたスタイルで統一して描いていました。一日で起きたことがテーマにしており、この頃のものでは10枚目の「十割蕎麦」が個人的にはお気に入りです。

転機になったのが12枚目の「BIRDMAN」です。モチーフ自体を黒く塗るスタイルはこれがはじめてで、サインペンで描いたあとに背景をCOPICの筆ペンで描いたのですが、これがどうも好みに合っていたようです。13枚目以降、ほぼCOPICの筆ペンだけでモチーフを黒で塗りつぶしています。

17枚目の「ぐるぐる華」でぐるぐる巻きの螺旋を描いているのですが、これも十割蕎麦の成功体験からきています。そして18枚目の「手と手を合わせて…」では水墨画や仏教画に興味を持ち始めてしまい妙にそれっぽいのを描いてい
たりします。その流れで描いた24枚目「小舟漕いで…」はかなり意識しています。

26枚目に水墨画を脱しようとして対象を大きく描いたものの失敗に終わり、27枚目に見事にモチーフを小さく描くスタイルに戻っています。侍のシルエットで描いた「こういうときは素振り」は自分としてモヤモヤを振り切るイメージで描いています。これもかなり気に入っています。

28枚目の「どこか飛んで行きたい願望」から、日付を絵の一部に含めてみようと試みています。単純な番号だけにしとけばよかったのですが、日付にしてしまったので絵の構成上どうも邪魔だということで。また、モチーフが黒というのを脱しようとして31枚目の「とりいそぎ」は線だけで描いています。34枚目「人波」から36枚目「ドローン」までは黒で塗らないスタイルを引きずっています。

2回目の転機になったのが、37枚目の「人生綱渡りでござい」です。黒で塗りつぶさない方向を飛躍させて、いっそ描かないで表現してみようと試みています。付箋を折ってみたのは単なる思いつきですが、これが個人的にはハマってしまい面白いということになり、38枚目以降で縦に折ったり山にしたり谷にしたりしています。

その中で個人的に一番のヒットは、41枚目の「Angler」です。釣り人を描いたものですが、ちょうど付箋を折ったところが海面にも見えて、シルエットの人が立ってるように浮き出て見えて錯覚します。42枚目以降は、そうした影で描くことに挑戦していたりします。43枚目や44枚目などは影で奥行きを表現しています。

終盤の47枚目「ただ見方を…」は違った見方で見れるようなものを考えていました。横顔が向き合っているわけですが等高線のように表現しています。それで次が「変幻自在」として表し、49枚目「ナツダ」は「ラクダ」と「夏だ」をかけて溶けている感じにしています。

最後の50枚目「ごじゅう酉」は「50」を表現しようと「手のひら」をモチーフに、女性と男性が向き合って見えるトリックアートに挑戦しています。付箋を折るだけだと飽きたらず、ぐしゃぐしゃに丸めて立体感を出してみたりしました。

一番のヒット作品

内なる創作意欲と向き合う

この取り組みを通じて、自分の内にある創作意欲と向き合うことができました。描く絵のスタイルがどんどん変わっていってるのもその表れだと思います。普通に描くだけだと自分が飽きてしまう。途中から黒で塗りつぶすだけがイヤになり線だけにしたり付箋を折ったりして陰影で遊んでいるのが妙に面白く感じてしまいました。

自分が好きな絵と嫌いな絵もハッキリしてきます。多分ボクはシンボル的な絵がとても好きで、かつ余白や空間を使ったものが好きみたいです。

ちなみに、ほぼすべてに共通するシルエットは、ウェブで検索して真似して描いているだけです。そこからオリジナリティを表現する「何か」を工夫して仕上げています。平均15分くらいで描いていたように思いますが、基本的に下書きは描かず筆ペンでいきなり描くので失敗も多くありました。その過程で不採用になったのものもいくつかあります。

毎日続けることの難しさ

あいにく毎日欠かさずにはできなかったのですが、まわりからのコメントがとても励みになります。「いいね!」もそうですが、たったひと言でもコメントがあるとうれしい気持ちになります。続けていくうえではやはりこうしたフィードバックが大切なことを身にしみて理解できました。

ハッシュタグでほかの方の付箋も見れるので、よく目にする付箋で好きな絵や刺激を受けたものには積極的にコメントもするようになりました。こうして横のつながりもできていくような気がします。励まし合ってとは言いすぎですが、仲間意識を感じる取り組みにもなりました。

今後の取り組み

50枚を描いたことで、こうした気づきを得ることができたのは、とてもいい刺激になりました。やはり口だけではなく自分で手を動かすことでしか得られない気づきは大切です。また、毎日楽しみにしてくれる方もいるので続けられる範囲で自分なりに続けてみようと思います。「#sticky50」は終了し「#sticky100」とかでしてみましょうかね。

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[…] 「人の二倍努力する」というのは、言うのは簡単ですが、なかなか実行できることではありません。ボクのように飽きやすい性格にとって長続きすること自体が稀なことです。それだけに、8月に開始した #sticky50 で50枚を達成した(毎日一枚付箋に絵を描く #sticky50)後、その二倍の100枚を本日達成することができました。 […]

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