佐和山城跡から琵琶湖を望む
佐和山城跡から琵琶湖を望む

」をテーマにした一年が終わろうとしています。はたして走ることができたのだろうか。 率直な感想としては、毎日を終えることに精一杯で、苦悩の一年だったと言えます。

トピック

  • 仕事環境
  • 自分の時間
  • 再始動
  • 2019年

仕事環境

新しい環境に突入し、異なる価値観の中に放り込まれた結果、目も当てられないくらいのアレルギー反応を起こしたことが一番記憶に新しい。もうこれは言うまでもなく会社というか仕事環境での出来事です。入社して2年未満です。

簡単にいうと、受託会社から事業会社に行くのに加えて、ITから製造業である自動車メーカーという具合に、すべてが一変した世界で生きた人にしかわからない反応だと思います。小さいことなのかも知れない、けど自分にとってはとても大きな出来事だったことは間違いない。

2軸を超えた新しい場所
2軸を超えた新しい場所

要因は、上記のほかに3つの問題がありました。これはここでは深く掘り下げませんが、多かれ少なかれば企業にとってイノベーションを行うためには避けては通れない問題だと思います。詳しく知りたい方はぜひ飲みに行きましょう (笑)。

  • プロセスの問題
  • 定義の問題
  • コンピテンシーの問題

そしてグローバル大企業という中での大きな流れ(大河)に飲み込まれないよう抗う「斥力 (せきりょく)」をどこに持ち備えることができるのか、それがないと簡単に「ただの従業員」になってしまいます。

自分の時間

そんな中で「自分らしさ」を見つめることができたのは、やはり旅の時間でした。旅と言っても、数日間の旅行から、1日ないしは数時間だけ〈自分の時間〉を楽しむといったところでしょうか。

個人的には、歴史(幕末・明治や戦国時代)が好きなので、どうしてもそういう方向に行ってしまいます。興味ない人にとっては、ただの丘や何もない荒れ地、ただ石碑がある場所が多く、神社や壊れかけの建物、わかりやすいもので歴史資料館という具合です。そういう場所をいくつか見て回ることができました (通称「ブラタカシ」と呼んでます)。

行ったことのない都道府県で調べた結果、行きたかった山口県 (長州藩) には夫婦で旅行をしに、茨城県 (水戸藩) 弘道館にも行くことができました。セミナーやイベントで他県に行った帰りにも寄り道をしてきました。あと、行ったことない都道府県は、山形県、秋田県、宮崎県くらいでしょうか。

  • 1月 福井県 (越前藩) の養浩館 (庭園)
  • 7月 茨城県 (水戸藩) の弘道館と偕楽園
  • 7月 東京都の洗足池公園 (勝海舟邸宅跡)
  • 8月 山口県 (長州藩) の萩 (萩城、明倫館、松下村塾ほか)
  • 9月 東京都の池上本門寺 (東征軍の本営跡)
  • 10月 滋賀県の佐和山城と龍潭寺、彦根城ほか
  • 11月 京都の東福寺、伏見稲荷大社の千本鳥居
  • 12月 名古屋の名古屋城 本丸御殿ほか

プレゼンテーション

仕事環境が変わったため、Web業界限定のセミナー・イベントへの登壇もなくしました。極力、業界を限定しないテーマというスタンスで登壇させていただくようにしました。その中でも福井では伝説あるイベントに参加させていただき、エンタミナでは生きざまを映像にして、JILLA では UX の可視化について、Xデザイン学校ではサービスデザインの未来というテーマで参加させていただきました。

また、登壇者ではなくサポーターという立ち位置での参加もさせていただきました。エンタミナ6(女性の生き方・働き方)では、パネルディスカッションの司会をさせていただき、大阪のルート・シーの社内 UXD 研修に参加させていただき、会社のアイデンティティとは何ぞやという気づきを得ることができました。ありがとうございました。

コンテンツ配信では、2017年5月に開始したライブ配信『24 #ニジュウヨン』は、仕事環境の変化にともない継続が難しいと判断したため、5月の配信を最後に終了させてもらいました。

エンタメ

流行語にもなった「カメ止め」ですかね。7月に池袋の小さな映画館に行ってからというもの、全国上映まで広がり人気を博した映画『カメラを止めるな!』が今年の熱々ポイントだと思います (笑)。『ハン・ソロ』や『アベンジャーズ』『ミッション・インポッシブル』などのアクション大作もやはり大好きでつい観てしまいます。ひとつあげるとすればSF大作の『レディ・プレイヤー1』がよかったです。2回は観た気がします。

後半は、『マンマ・ミーア2』や『ボヘミアン・ラプソディ』『アリー/スター誕生』と軒並み洋楽を背景にした伝記ものといった印象が強かったと思います。どれも Spotify でプレイリストにもなり、鑑賞後もずっとその歌を聞いてしまう日々が続いているのは音楽の影響力の大きさをうかがえます。

邦画は、三菱自動車のニュースを取り上げた『空飛ぶタイヤ』や、時代劇『散り椿』を観ましたね。時代劇を観るのはやはりタイムスリップしたい欲があるからだと思います。

もちろん昨年から引き続き Amazon Prime の松本人志の番組『ドキュメンタル』と『フリーズ』は欠かさず観て大笑いさせてもらいました。

読書

読書はあまり進みませんでしたが、その中でも最近のトレンド上位にもあがってくる書籍『破壊―新旧激突時代を生き抜く生存戦略』『the for GAFA 四騎士が創り変えた世界』『AMAZON 世界最先端、最高の戦略』は読みました。いずれも未来への架け橋となるヒントを成功者を理解することで得られる本だと思います。 あと『世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること』は期待していたのですが、前半で息切れしてしまいましたね。

デザイン系でいえば、『デザインリーダーシップ』『デザイン組織のつくりかた』あとピーター・モービル著書の翻訳版『計画づくりの道しるべ』あたりですね。最近発売されたアラ・コルマトヴァの翻訳版『Design Systems』はこれから熟読します。

クルマ関連でいえば『自動車産業はどこへ向かうのか』『Next Mobility 2027』『モビリティ革命2030』とかに目を通しましたが、あまり核心をついた話題には寄らずバズワードだけを拾っていた感があり消化不良でした。逆に、マツダのデザイン・ブランドスタイルの乗務執行役員でもある前田育男さんの著書『デザインが日本を変える 日本人の美意識を取り戻す』の〈魂動デザイン〉のコンセプトメイキングの過程には大きく惹かれるものがありました。

歴史関係でいえば、磯田道史さんの著書『素顔の西郷隆盛』と『江戸城無血開城の深層』を読みました。大河ドラマ『西郷どん』の時代考察にも参加されているので、ドラマと並走して読めてとてもよかったです。 あと『関ヶ原の合戦はなかった』や『薩長同盟』など歴史を改めて見直す書物は大好物です。

あと、小説はまったく読まないのですが、又吉さんの著書『劇場』は読んでみました。前著『火花』がよかったので読んでみたのですが、やはり小説はあまり好きではないことに気づきました…。

格闘技とトレーニング

2018年は、いくつか試合を観に行くことができました。トレーナーの丹羽圭介選手の連勝(どちらもREBELS)に立ち会うことができ、その帰り道に「敬天愛人」の菊野克紀選手と話すことができたのもとてもいい縁だったと思います。RIZIN那須川天心選手と堀口恭司選手の伝説の試合にも、台風の中観に行くことができました。

トレーニングは、ブランクありつつも (汗) 週一でキックボクササイズを続けています。丹羽さんのトレーニング「ケイトレ」は、筋肉をほぐすことを第一に本来の可動ができるようにすることに時間をかけているのが特長です。いっしょに食事に行ったりすることもでき、この悩ましい日々のなかで続けてこれただけでも個人的には感謝しかありません。

日々の食事などにケアしきえず増量中の最近を反省しつつ、来年の再チャレンジに期待したいと思います。

再始動

2018年12月頭に、仕事での大きなマイルストーンが終えました。それまでは先述したように、とても苦悩の多い一年だったため、自分の生き方ふくめ思いつめたりしていたのですが、このマイルストーンは、ボク自身のマイルストーンとして次を見定める転機になりました。「なりました」というよりも「そうしました」というほうが強いですが。

12月だったので、1月から再スタートしよう、そう考えるのもありかも知れませんが、思い立ったときから行動に移そうという具合に、早速ブログを書きはじめました。会社の外とつながるグループを作りました。 もしまだ読んでいない方がいたらぜひ読んで感想をください。

やはり「苦悩」と書いたこの一年は、会社の時間がすべてだったのだと思います。価値観が大きく変わった世界の中で、自分自身身動きがとれず、それでいて外とのつながりも持てない状況は、さしずめ水槽の中に入れられてしまった金魚のようで苦しかったです。

この転機を境に、これまでの自分がそうしてきたように、組織にとどまることなく、自分の時間で活動していこうと思います。

もしこの活動に興味ある方はぜひメッセージください。

2019年

来年のテーマは「」です。これはこのブログを書き始めてから考えていた文字です。「開」には「開通する」という意味が込められています。オープンマインドも然り、思考を貫いていくという心意気がそこにはあります。

最後に、今年も自分の心を芯から支え揺さぶらせ続けてくれた、竹原ピストルの歌詞から引用します。

道をそれることなんてそんなの 誰にだってできるじゃないか
ぼくはこの道の中にこそ 未知を見出してみたいんだ
並ぶために並んでいるわけじゃない 並びをぶっちぎるためにまず並んでいるのさ
ルールにのっとって ルールをのっとって一等賞

竹原ピストル「一等賞」

2019年、どうなるか、楽しみです。