昨年から数社で取り組んでいる自治体向け支援「OpenUMプロジェクト」というのがあります。この3月から第4フェーズになったわけですが、ひとつご報告があります。
復興庁や内閣府らが参加して立ち上げた「復旧復興支援データベース」はNPO法人アスコエが構築した「ジモトク.com」と、OpenUMプロジェクト (初期) で設計したXMLスキーマ(データベース構造)が元になっています。
今回、このXMLスキーマを (関係者のご協力もあり)、クリエイティブ・コモンズライセンス (BY-SA) で提供することができましたのでご報告します。
内閣府や復興庁の関係サイトからもバナーでリンクが設置されていますので、ご覧ください。
※[復旧復興支援制度 検索サービス] というバナーです。
これは、民間団体が構築したデータベース構造(XMLスキーマ)を政府が取り入れたカタチとなり、今後、復旧・復興に関する支援や制度の情報が更新されれば、このデータベースで運用が進むことになります。なお、このデータベースはいわゆる行政関係の方々が見るものなのでこのままでは民間では使えません。
また、このデータベースはAPIで公開しており外部から参照して利用することが可能です。今後、この API の公開と合わせて実現できうるさまざまな利用シーンをわたしも含めて提案していける環境をつくっていきたいと考えています。
これはOpenUMプロジェクトの成果としても、復旧復興支援に関する政府の取り組みとしても1つ大きな成果だと思いますので、ご報告いたします。
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