[書籍] ペーパープロトタイピング――最適なユーザインタフェースを効率よくデザインする


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某MLにて黒須先生から書籍の紹介がありましたので引用します。また、この書籍は黒須先生が監訳を担当されたとのことです。

本書は、米国などでは既に一般的な手法になっているにもかかわらず、日本ではまだきちんとした形で紹介されていないペーパープロトタイピングという手法について、それを用いたユーザビリティテストのやり方や、ビジネスの現場での実践的ノウハウを含めて説明したものです。その意味で、監訳を担当しながら、私自身、かなり勉強になりました。

デザイン、ユーザビリティ、ソフトウェアやWEBの開発、心理学、質的アプローチ、生産性などに関心のある方には是非ともおすすめしたいと思います。よろしくお願いいたします。

ということなので、早速購入しました。

「ペーパープロトタイピング」についてはいろいろと記事もあげているとおり以前から興味があります。通常プロトタイピングといえばHTMLやFlashの場合かなり完成形に近いものを想定すると思いますが、このペーパープロトタイピングは思考過程で (というか) 設計過程で簡単にできることが最大のメリットです。

結局、モノづくりはスクラップ&ビルドを繰り返していくことが必然だと思うので、そのスクラップ&ビルドのリピートがどのプロセスから発生するのか、余計なリピートをしていないかが最大の問題になると思います。

ペーパープロトタイピングの手法を導入することで、早い段階から問題点を抽出でき後行程での負荷を軽減するのであれば積極的に導入したいものです。

とりあえず、わたしも実践まではできていませんが、いろいろと試行錯誤してみたいと思います。

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