ヤスヒサさんから教えてもらった「Webmonkey」――この名前を聞いて「懐かしい」と思う人も多いはず。実は、先月5月末に復活していたみたいで、いろいろとブログにも取り上げられていました。
そのうち、「tutorials > User Experience Design」の中にある「Information Architecture Tutorial」について見てみました。Squishy (John Shiple氏) がいくつかのステップに分けているようです。
- サイトのゴール
- ターゲットの目的 (ニーズなど)
- クリエイティブ (スケルトン・メタファ・ナビゲーションなど)
これをレッスンごとに分けていて、それぞれに概要が書かれてあります。参考資料の名称まで書かれているので、日本語にしていくと、なんとなく自分たちが資料化しているタイトルと被ってくると思いますが、どうですか?
■Information Architecture Tutorial – Lesson 1
- なぜIAが重要なのか? (Why’s Information Architecture So Important?)。
- ウェブサイトのゴール設定 (Define the Site’s Goals) をします。
資料の例としては「ゴール (Goals)」というがあるとのこと (そのままやけど)。
■Information Architecture Tutorial – Lesson 2
- ユーザーエクスペリエンスの定義 (Define the User Experience) をします。
- ユーザー定義 (Define the Audience) をしてから、ユーザー体験シナリオ (Create Scenarios) をつくります。
- また、競合の調査 (Competitive Analysis) をします。
資料の例として「ユーザー体験 (User Experience)」があります。
- ユーザー定義 (Audience Definition)
- シナリオ (Scenarios)
- 競合調査 (Competitive Analysis Summary)
■Information Architecture Tutorial – Lesson 3
- ウェブサイトに載せるコンテンツ (Site Content) を企画します。
- コンテンツ要件・機能要件を決めます (Identify Content and Functional Requirements)。
- また、コンテンツの組織化 (グルーピング) とラベリングを決めていきます (Group and Label Content)
資料の例として「コンテンツプラン (Site Content)」があります。
- コンテンツの組織化とラベリング (Content Grouping and Labeling)
- 機能要件書 (Functional Requirements)
■Information Architecture Tutorial – Lesson 4
- サイトストラクチャ (Site Structure) を設計します。
- (Metaphor Exploration)
- (Set It in Stone)
- ナビゲーションポリシー (Define Navigation) を決めます。
資料の例として「サイトストラクチャ (Site Structure)」があります。
- サイトストラクチャ (Site Structure Listing (or Summary)
- ワイヤーフレーム ((Architectural Blueprints)
- ナビゲーションシステム (Global and Local Navigation Systems)
■Information Architecture Tutorial – Lesson 5
- ビジュアルデザイン (Visual Design) をしていきます。
- 画面構成・レイアウトやグリッドシステム (Layout Grids) を決めます。
- デザインラフを作成し、ページプロトタイプを作ります (Design Sketches and Page Mock-ups)。
資料の例として「ビジュアルデザイン (Visual Design)」があります。
- レイアウト・グリッドシステム (Layout Grids)
- デザインラフ (Design Sketches)
- ページモックアップ (Page Mock-ups)
- Webベースのプロトタイプ (Web-based Prototype)
この「Tutorial」にある「Discussion」や「Examples」は今後の更新を見ていきたいですな。
4 Comments
Add Yours →昔のWebmonkeyの日本語にも日本語訳がありましたね、これ。
当時、某ビジネス誌の連載を書く時に和訳を参考にせてもらった記憶がありますw
http://tc.eserver.org/authors/Shiple,_John
おお、そうだったんですね。「短期集中コース」って言い方が塾みたいでいいですね。
新しい日本語サイトがあれば、ディスカッションする場としていいような気もしますが、どうなんでしょうね。
ところで、IAWikiってなくなってますよね……。サーバーがダウンしているだけでしょうか。ご存知ですか?
IAWikiは8年ぐらい前に当時のRAZF社のメンバーとかが自主的に仕事の合間に作ってたものだったんですが、その後、より便利な仕組み(blogとかtagとか)もあるので作りなそうという話がずいぶん前にありましたが、いかんせんみなボランティアなので…。
IA/(http://www.iaslash.org/)同様、IAIに吸収されることになったはずだと思いますが、その後は追ってません。
みんなボランティアなんですね…… (結局)。
IAWiki (http://www.iawiki.org/) はツールとか、よくまとまっている感じだったので、見たかったんですが……。