2014年の振り返りと2015年の予想 #WCCstudy

ネットイヤーグループメンバーズIMJの合同勉強会「Web Creators Circle」の第四回を12月17日 (水) に開催しました。今回は、場所をメンバーズに移しテーマを「2014年のWeb業界のトレンドを振り返り、2015年を占うネット業界3社大忘年会」として、ワールドカフェ方式でのグループワークを実施しました。

はじめにメンバーズの高橋さん・塚本さんより振り返りのイントロダクションをご紹介いただきました。

社会的には、STAP細胞や野々村市議会議員などがあり、iPhone 6 の発売や Smart News に代表されるキュレーションメディアアプリの躍進がありました。また、3社のリリースを印刷して用意していただいたのでスムーズに2014年を振り返りことができました。

2014年の振り返り

5グループに分かれてのディスカッションでしたので、自分のグループでの会話しか詳しくはわかりませんが、はじめのグループでは、2014年の振り返りをしていくと iPhone やスマホアプリ、ウェアラブルなどに見られる「デバイス」や Exact Target などの「マーケティング」や「マーケティングツール」に関しての話題が中心となりました。

また、Material Design などのデザインや UI プロトタイピングツールや UX に関する話題もありました。忘年会シーズンということもあり参加者が少しプロデューサーやディレクターに偏っていたこともり、デザインまわりについての意見は少なかった印象です。

デバイス iPhone 6 や Pepper、スマホアプリ、ウェアラブルなど マーケティング Exact Target やマーケティング・オートメーションなど デザイン Material Design、UI/UX、CJM、UIプロトタイピングツールなど メディア Smart News や Gunocy など マネジメント スタートアップ、グロースハックなど クラウド クラウドソーシング、クラウドファウンディングなど

2014年の振り返り
2014年の振り返り

2015年の予想

振り返りを踏まえて、次のグループでは、2015年のトレンドを予想しました。

主に、ソーシャルゲームや動画コンテンツについて注目していたグループだったので、それらが今後どうなるか(いわゆる空想含め)ディスカッションしてみました。とくに興味深かったのが、次の2点でした。

  1. 動画コンテンツの拡張で、ゲームと仮想空間に関する情報の再燃につながり、仮想と現実の境目を再認識する事象が次々と起こる
  2. キュレーションと広告の概念が変わり、これからのタッチポイントにおいては信頼性が判断材料となる

1は、いわゆるセカンドライフの再来 (なぞ) で Oculus Rift のような端末が普及することで仮想空間の概念が進化することを指しています。また仮想空間でビルドされた物体を 3D プリンターなどで現実世界にアウトプットする流れができてくるのでは、という話をしました。

2は、触るもの皆「広告」であるという概念を指していて、実態とは異なるものがすべてのタッチポイントを形作るというもの。それゆえにそのモノ自体が本物かどうかがポイントとなり信頼性が基準になっていくのでは、という話でした。

どちらも、これまでとは逆の発想で考えることで次の予想としましたが、他のグループでも同じような立脚点だったにもかかわらず、さまざまな視点で「今後どうなる?」を会話できたので、日ごろ真剣には話さないテーマを真剣に楽しむことができました。

World Cafe
World Cafe

WCC 合同勉強会

WCC の企画をメンバーズの塚本さん・高橋さん、ネットイヤークラフトの松本さんと話してから約半年くらい経ちますが、年内に全四回が実施できました。はじめはただの単発の勉強会でしたが、IMJ も加わり同業三社による勉強会 & 懇親会として定着してきました。

隔月でお互いの会社を訪問するカタチにしているので、日ごろ会うことはない人々と会うことができて、とても貴重な体験になっています。そこで仲良くなった同業者どうしで飲みに行ったりもあり、いい意味で親睦を深められているのでは、と思います。


今後もこの流れでまずは進めてみて、同業三社に限らずいろいろな方と会社どうしの交流の延長でしていければと思います。

今年、参加いただいた皆さんありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


過去の合同勉強会 WCC Study

3 Comments

Add Yours →

これからのスマートフォンサイトを考える #WCCstudy | bookslope blog へ返信する コメントをキャンセル