My first trekking experience

2022年4月17日、はじめて登山に行きました。滋賀県にある赤坂山です。標高 800m 級の低山登山です。登山経験が豊富な勅使純雄さんに導かれ、同じく登山ビギナーの小澤美里さんと。

雑感

登山靴は重要

はじめはソールの厚いスニーカーくらいで行くつもりでしたが、靴はきちんと店でフィッティングしたほうがいいということで、コスパがいいと教えてもらった「mont-bell(モンベル)」に行くことになりました。近所にモンベルの店舗があったので、会社帰りに2度ほど通って店員とお話しして決めました。モンベルの「アルパインクルーザー 2000」です。

はじめて登山靴を見ましたが、種類も少なく好きなデザインがなかったのが正直なところで、どれも同じように見えてしまいました。被り率高そうです。

低山登山と言っても、雪が少し残っており地盤が緩い場所も多く、もちろん岩場もあったため靴はやはり重要だと実感することができました。

パッキングを知る

バックパックは、山と道の「MINI2」30L を購入。以前から、登山している方々のバックパックはインスタ等で見ていたので、買うならコレかなと思っていたのを思い切って購入しました。ただ正規のオンラインストアには在庫がなかったのでメルカリで見つけました。ブラックのメッシュがいい感じです。

ただ、何を入れるのかわからない状態で、とにかく雨対策としてビニール袋に入れてのぞんだんですが、結果はどこに何を入れているのかサッパリわからなくなり、おまけに現金を取り出すのに奥底にあるため全部出して確かめないといけない場面もありました。ここは経験値が必要だ。

スマホのアプリ

YAMAP アプリのことは知っていたので、インストールしておいたのですが、結果としては地図を事前にダウンロードしたことと、当日は「活動を開始」をタップしただけでした。一応、これで登山で移動したルートが記録できたと思われる。ただ、次の山を調べてダウンロードしようとしたらプレミアム(月額会員)に登録しないといけなくなりました。

登頂したときに勅使さんから、まわりの山々の情報が見れる「山と高原地図ホーダイ」を教えてもらったので、今後はケースバイケースで使い分けていくんだろうな。

天気と風

当初、登山する山は愛知県にある猿投山(さなげやま)の予定でしたが、当日の天候により急きょ変更したというから驚きです。さすが経験者は違う。登山中は快晴に恵まれ、登頂したときには遠くの山々まで見渡せたので、やはり天候が一番重要だと思い知りました。おかげでとてもいい初登山経験ができました。

あとやはり(まわりに障害物がなにもない山頂は)風が直接あたるので、アウターは必須ですね。登山中は暑かったので汗をかくこともあり、風で冷えてしまわないように休憩中にもアウターは着るようにと指導いただきました。

見るものがたくさんある

山頂では、とにかく登頂した人から順に写真撮影大会がはじまる。お互いに挨拶したり撮り合いしたり。そしてなぜかその日は犬や子供も登っていました。山頂では、コンビニで買ったお弁当を食べて休憩しました。

登山途中は写真を撮っていたのですが、とてもキリがないことも痛感しました。下山途中にすれ違った姉妹のおばちゃんたちが、足元の花を見つけては止まっていたらぜんぜん登れないよと笑って話してたとおり、360 度見渡すことができる空間はとても新鮮でした。

800m 級の低山登山で行って帰って 200 枚以上写真は撮ったのですが、きっともっと撮れる。登山後は、体力的な披露もそうですが、写真選別するという苦行が大変なことがわかりました。

あと、ミニチュアに見える俯瞰写真が好きなことがわかりました。

体力

意外と大丈夫でした。登山前はもっとキツイかもと考えていましたが、靴ズレもなく足を痛めることもなく、筋肉痛も翌日そこそこあった程度で済みました。一昨年くらい前からランニングをしていることもあり、体ができているのかもと勅使さんとは話しました。

いっしょに登った小澤さんも日々走っているそうで、山頂で瞑想したりストレッチしたり、のびのびしてました (笑)。


すべてが過程

登山のイメージは、登頂してこそ達成感があるものだと思っていましたが、それよりもすべてが過程であることを身を持って体験できました。登頂しても下山がある。そう考えると、山頂はゴールではなく折り返し地点だとおもえる。とにかく過程でいい、過程の充足感を思い出すと、山頂はなくてもよかったのではないか、とさえおもうようになりました。

これもきっと、ビギナー向けにやさしい山をチョイスしていただいた勅使さんのおかげなんだろうな (笑)。

次の山

今回、ビギナーだったこともあり経験者 1 人とビギナー 2 人で登ったわけですが、天気もそうですが何が必要かも含めてソロ登山をしてみてはと勅使さんから提案がありました。ということで、この GW にはソロ登山をしたいとおもいます。その結果はまたどこかに書こうとおもいます。

登山されている方ぜひ情報交換させてください。

赤坂山山頂
赤坂山山頂

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